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2021/10/02 18:06



カラフルで可愛らしいガーベラ。きちんと管理してあげると非常に長く楽しめるのが特徴です。
より長持ちさせて最後まで楽しんで頂けるよう、水揚げ・お手入れ方法をご説明します。参考にしてください。

※水揚げ方法

1. 花瓶の準備
花瓶の中に雑菌が多いと導管(茎の中の水を通す所)が詰まり水が揚がりにくくなり、お花が枯れてしまう原因になります。花瓶は食器用洗剤できれいに洗ったものを使用しましょう。

2. 水揚げ
ガーベラが到着したら、まずお花の状態をみましょう。基本的にガーベラの輸送は水揚げが無い状態で輸送されます。輸送環境や温度変化によってストレスがかかると、首が垂れてしまうことがあります。
お花を箱から出し足元を揃えます。足元を揃えると、お花が段違いになるのでお花同士がくっつきすぎず傷みにくい状態になります。(10本ずつ程度がまとめやすいです。)
お花を下に向けると首がまっすぐの状態がキープされるので、その状態を保ったまま、水に浸かる足元を出して新聞紙(新聞が好ましいです)で優しく巻いてテープで留めてください。テープで留めたら、下向きにしたまま新聞紙から出ている足元を引き上げるように引っ張ります。そうすることで、花の首がよりまっすぐになり花弁も上を向きやすくなります。
植物は上を向く習性があり、水揚げの時に斜めにしてしまうと茎が曲がったまま水が揚がってしまう可能性があります。
※首が曲がった状態で水が上がっても、ガーベラは光を追う性質を持っていますので、曲がったまま飾っても上を向いてきます。

切り戻し(足元を5mm~1cm切る)て、暗めの涼しい所にバケツまたは花瓶など水が飲める状態のものを置き、水揚げしてください。
切り口にミョウバン(粉状のもの)をすり付けて水揚げすると、バクテリアの繁殖を抑え水揚がりをよくする効果があります。
水揚げの時は、深めのバケツや花瓶で水は多めでOKです。

3. 花瓶に生ける
 2~5時間後水が揚がったら、新聞紙を取り花瓶に飾ってあげてください。
飾るときの花瓶の水の量は少なめに。最小限のお水(1-3cm程度)でOKです。お手元に花用の延命剤(鮮度保持剤)があれば花瓶に入れてください。

4.お手入れ方法
できれば毎日新鮮な水に入れ替えてください。ガーベラは、水に浸かっている部分の茎が腐りやすいです。夏季になり気温が高くなってくると、茎が腐ってどろどろになることも。腐った茎は大胆にカットして、きれいに洗った花瓶に入れてください。

ガーベラは茎が腐りやすいので、切っていくうちにだんだんと短くなってきますね。お花が元カラフルな色が多いので、小さな花瓶に飾っても可愛いく引き立ちます。ぜひ最後までガーベラを楽しんでください。